教習所情報

自動車教習所の目的



運転免許を取得する人のほとんどは、自動車教習所を利用しています。では、日本各地に数多く存在する自動車教習所は、どのような目的を持って運営されているのでしょうか。

自動車教習所の役割

自動車教習所の役割

自動車教習所は、免許を取得しようとする人に対して、交通法令や運転技能などの教習を行なう教育施設です。運転に必要な法令や運転技術を学び、交通違反や交通事故を起こさない優良な運転者の育成を目的としています。自動車教習所には種類があり、公安委員会が指定した「指定自動車教習所」がもっとも一般的です。同教習所は法定講習や、地域の安全教育を担う役割も担っています。その他に、公安委員会に届出をした「届出自動車教習所」、公安委員会に届出のない「指定外自動車教習所」があります。

自動車教習所が必要とされる理由

運転免許は、直接、運転免許試験場に行き、学科試験と技能試験を受けて、合格すれば取得することができます(一発試験)。しかし、運転に必要な法令などの知識の習得や、運転技能をどう身に付けるのかといった問題が生じてきます。指定自動車教習所では、まず規定の学科教習と技能教習を受講します。その後、教習所で行なわれる卒業検定に合格することで、運転免許試験場での本免許技能試験が免除になり、本免許学科試験の受験に合格するだけで運転免許を取得することができます。一発試験では、運転免許試験場の自動車や、走行するコースに受験者が慣れていないため難易度が高くなりますが、指定自動車教習所であれば、乗り慣れた自動車で、何度も練習したことのあるコースの卒業検定が受験できるのです。なお、届出自動車教習所や指定外自動車教習所で教習を受けていた場合も、技能試験は運転免許試験場で受験することになります。自動車教習所の中でも、指定自動車教習所は、運転免許取得者の大半が利用する、運転免許習得の中核を担う教育施設なのです。

自動車教習所のメリット、デメリット

指定自動車教習所では、技能試験が免除されること以外に、規定のカリキュラムに沿って、安全運転に必要な知識や技術を一貫して学べるメリットがあります。しかし、合宿免許を除いては、一般的に運転免許の取得までが長期間に及び、数ヵ月を要します。届出自動車教習所や指定外自動車教習所は、比較的安価な費用設定であり、短期間で運転免許を取得できることがあります。しかし、運転免許試験場で行なう技能試験は難易度が高いです。そのため、再試験と再教習を繰り返すと、指定自動車教習所に通うよりも高額な費用を要することがあり、注意が必要です。