教習所情報

届出自動車教習所とは



届出自動車教習所とは、各都道府県の公安委員会に届出を出した教習所のことです。法律的には、道路交通法98条1項に規定されています。届出自動車教習所の規模は様々で、指定自動車教習所と同等の敷地や設備を持つ教習所もあれば、コースを自前では持たず、借りコースで実技教習を行なう教習所もあります。今回は、届出自動車教習所の特徴や、指定自動車教習所との違い、メリットなどを紹介します。

指定自動車教習所との違い

指定自動車教習所との違い

指定自動車教習所で教習を受けた場合には、修了検定と言われる仮免許技能試験、仮免許学科試験が、同じ自動車学校内で行なわれます。卒業後の本免許試験では、運転免許試験場での本免許技能試験が免除されます。一方、届出自動車教習所の場合は、仮免許技能試験、仮免許学科試験ともに、運転免許試験場で受験します。本免許技能試験も、指定自動車教習所のように免除はされず、本免許学科試験と同じく運転免許試験場で受験する必要があります。

届出自動車教習所のメリット

指定自動車教習所は、規定教習時限が定められています。26時限の学科教習の受講に加え、AT車は31時限、マニュアル車は34時限の技能教習が必須です。一方、届出自動車教習所には教習時限の規制はありません。個人ごとに免許の合格レベルに達するまでの必要最低限の教習で済ませられるのです。これにより運転技能、及び運転知識の高い人は指定自動車教習所に通うよりも、費用を安く抑えられ、教習時間も短縮できます。運転免許の失効、取消処分者など過去に運転免許を取得している方の利用が多いのも届出自動車教習所の特徴です。また、全国届出自動車教習所協会に加入している届出自動車教習所であれば、運転免許試験場での受験の際に教習原簿を提出でき、指摘事項が記入されます。そのため、もし不合格になった際も、的確な補講が受けやすくなります。

特定届出自動車教習所とは

道路交通法第108条2項によって、大型免許、中型免許、普通免許、大型二輪免許、 普通二輪免許、大型第二種免許、中型第二種免許、普通第二種免許を取得する際には、本免許試験合格後に取得時講習が義務付けられています。具体的には、普通自動車では、応急救護処置、高速教習、危険予測の7時限、普通二輪車では、応急救護処置、危険予測の6時限になります。指定自動車教習所では、規定の教習に含まれているため免除されます。届出自動車教習所の中でも、人的基準、物的基準、運営基準に適合していると公安委員会に認められると、特定届出自動車教習所の指定を受けて、取得時講習と同等の内容の特定教習を行なうことができます。