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模擬運転装置とは



模擬運転装置とは、運転の操作を学ぶための装置を言い、トレーチャーや、カートレーナーとも呼ばれています。多くの指定自動車教習所で整備された設備であり、第1段階の技能教習の1時限目で使用されています。第2段階の技能教習「危険を予測した運転」や、高速教習などで使われるドライビングシミュレーターとは、別の物です。ここでは、自動車教習所で使用される模擬運転装置について説明します。

模擬運転装置使用の目的

模擬運転装置使用の目的

指定自動車学校の多くでは、最初の技能教習で模擬運転教習と言われる模擬運転装置を使った教習を行なっています。実際の自動車に乗って教習を行なう前に、操作に慣れておくことで、スムーズに教習を進めることを目的としています。画面を見ながら、運転装置の名称を覚え、乗り降りの仕方から、座席の位置やシートベルト、ミラーなどの調節方法、さらにアクセルやブレーキ、ハンドルの操作方法、マニュアル車であればギアチェンジの方法など、運転に必要な基本的な操作を練習します。次の技能教習からは、運転装置の各名称を覚えていることを前提として進められていきますので、模擬運転教習を通してしっかりと覚えておくことが大切です。模擬運転教習は、自動車教習所によっては、MT車2時限、AT車1時限行なわれます。模擬運転装置を備えていない自動車学校では、第1時限目から実車が使われます。なお模擬運転装置は普通自動車用だけではなく、二輪自動車用もあります。

模擬運転装置の形状

模擬運転装置は、ゲームセンターのドライビングゲームのような形状をしており、運転席の前に画面が備え付けられています。実際のハンドルやアクセル、クラッチ、メーター類などがあり、本物の自動車のように再現されています。中にはドアも備え付けられたよりリアルなタイプもあります。  

模擬運転装置の種類

模擬運転装置にも新旧様々なタイプがあり、従来型の模擬運転装置は画面でビデオが再生されるだけでしたが、新しいタイプの模擬運転装置ではCGが使用され、生徒の操作と連動するようになっています。

ビデオ再生タイプ

従来型の模擬運転装置ではビデオが流れ、映像の説明に沿って装置を動かす形式です。画面は操作方法を説明しているだけですので、教習生の操作と映像が連動することはありません。

CGタイプ

新しいタイプの模擬運転装置では、装置が生徒の操作や動きを検知し、CG画面や模擬音、メーターパネルと連動することで、実際に操作しているような感覚が味わえます。新しいタイプの中には、技能教習の第2段階「危険を予測した運転」や、高速教習などで兼用できるものもあります。