教習所情報

指定自動車教習所の卒業検定とは



卒業検定とは、指定自動車教習所の総仕上げとなる検定試験です。卒業検定に合格すると、運転免許試験場での本免許技能試験が免除されます(免除期間は合格日から1年以内)。省略して卒検(そつけん)とも呼ばれています。

卒業検定は公道上の試験

卒業検定は公道上の試験

卒業検定は、「一人で道路を運転しても大丈夫」というお墨付きをもらうための検定ですから、採点も厳しくなります。また、実際の道路(公道)上の試験であるため、予期せぬ事態も起こりかねません。

修了検定と同じ減点方式

卒業検定は、修了検定と同じく100点満点からスタートして、減点方式で採点されます。減点対象となる問題があるたびに減点されていき、試験終了時点で70点以上(二種免許は80点以上)で合格となります。大きなミスがあればその時点で検定中止となり、不合格になります。例として、教習所から公道に出るタイミングで、左右から車が来ているのに飛び出して、教官にブレーキを踏まれた場合、コースに出る前に検定は終わってしまいます。

公道上は予期せぬ事態が起こるもの

公道上は、教習所内のような整然としたコースではありません。路肩に駐車している車があったり、信号無視する自転車や歩行者がいたりと、予期せぬ事態に出くわす可能性もあります。そのようなときは、慌てないで落ち着き、かつ素早い対応をすることが必要となります。教官から「状況判断や対応が悪い」とみなされば、大幅な減点、あるいはそのまま検定中止になってしまう可能性もあります。

安全確認ははっきりと

発進時や右左折時、車線変更時など、運転中は左右を確認するのは当然のことですが、検定では「確認している」ことがはっきりと検定員に伝わらないと不合格になってしまいます。少々オーバーアクションくらいに「右を見て、左を見て」というような動作を示すことが大切です。また、検定は乗車時から始まっています。乗車前の車両周辺の安全確認もきちんと行なっていることを、しっかりアピールしましょう。

検定コースを知っておくと安心

コースが事前に教習所から公表されていることはまずありませんが、普段の路上教習の際に道路の状況や特徴、教官の指示内容をよく確認して覚えておき、教習所周辺の地図を確認しておいたり、実際に歩いてみたりすると安心です。特に二種免許の卒業検定では、路肩の幅によって停止位置を間違えると減点になってしまうので、コースを熟知していることが合格への近道になります。

卒業検定に合格すると

卒業検定に合格すると、合格から1年位内に卒業証明書を運転免許試験場に持参すると、本免許技能試験が免除され、本免許学科試験に合格するだけで運転免許を取得することができます。