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MT(ミッション)車とは



MT(ミッション、あるいはマニュアルトランスミッション)車とは、クラッチを踏んでシフトチェンジレバーを操作(手動でギアチェンジ)しながら運転するタイプの車です。昔はMTが主流だったのですが、20世紀後半から、AT(オートマチック)車が急速に普及し、現在ではほとんどの車がAT車です。MT車は運転スキルがAT車に比べて上がりますが、メリットもあります。

MT車のメリットとデメリット

MT車のメリットとデメリット

MT車のメリットは、「自分の思い通りに加速ができる」ということです。例えば、ローギアでアクセルを踏み込み一気に加速する、ということがMT車では可能です。また、下り坂でエンジンブレーキをかけるのも、MT車の方が簡単です。一方、MT車のデメリットはAT車に比べて免許の取得に時間がかかること、そして検定の内容が難しいということが挙げられます。

免許はAT限定よりも取得が難しい

MT車の教習は、AT限定よりも講習時間が長く(AT限定より3時間長い32時限)、AT限定では覚える必要のない、シフトレバーやクラッチの操作を修得することが必要になります。運転初心者が最初に手こずるのがこれらの操作で、特に的確な操作が求められる坂道発進は、修了検定の難関になっています。このようにMT車はAT限定に比べて免許所得の難易度が高いと言われています。しかし免許を取得すれば、その後どんな車でも運転できるというメリットがあります。将来的にAT限定がない車種の免許を取得する際にも簡単になります。

MT車は今や貴重品、だからこそMT免許を

クラシックカーは、ほとんどがMT車ですが、現在発売されている大衆車はほとんどがAT車です。MT車は、国産車や輸入高級車のごく一部に限られています。カーマニアの人からも、もうMT車には乗りたくない、という声が聞かれることさえあります。それだけに、MT車を運転したときの喜びは独特で、ある程度MT車の運転に慣れたら、その後AT車に乗り続けても、MT車の運転方法を忘れてしまうことはないようです。車好きの方は一度、MT車のドライブ感の心地良さを味わってみるのも良いでしょう。

渋滞の多い都心ではやっぱりAT車

それでも、ただ車が動けば良い、と言うのであればAT車が便利であることに異論を挟む余地はありません。渋滞の多い都心では、シフトをニュートラルにして停車して、またギアを入れて発進する繰り返しで大変手間が掛かります。その点AT車ならアクセルとブレーキを踏むだけですので操作は簡単です。