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自動車教習所で取れる資格
大型自動車免許



大型自動車免許というと、バスやトラックなどのサイズの大きい自動車を運転する免許ということはイメージできますが、具体的にはどのような自動車を運転できるのでしょうか。ここでは大型自動車免許について紹介します。

「大型自動車」とは一体何か

「大型自動車」とは一体何か

運転免許制度(道路交通法)上、大型自動車とは、車両総重量11,000kg以上、最大積載量6,500kg以上、乗車定員30人以上の四輪車のことを言います。車両総重量5,000kg以上11,000kg未満の自動車の運転には、中型自動車の免許が必要です。大型自動車は、サイズや重量の下限しか決まっておらず、上限がないためどのような大きさの自動車も運転できるように思えますが、実際はそうではありません。道路運送車両法で、自動車の保安基準は長さ12m、幅2.5m、高さ3.8m以下と決まっているため、無制限に大きな自動車は公道を走行できないのです。

どんな人が大型自動車免許を取得するのか

トラックやバスの運転に従事する人にとって、大型自動車免許が不可欠であるのは当然です。しかし、大型自動車免許を取得する人は、運転を必要とする仕事に就いている人だけではありません。大型自動車に興味を持って「運転してみたい」と、趣味で免許を取得する人も多く、女性で大型自動車免許の取得にチャレンジする人もいます。

大型自動車の運転は難しい

大型自動車は、車幅も車長も長いため車体感覚を掴むのが難しく、ブレーキの操作も独特です。また、大型車は死角が多いので、それを補うためにミラーがたくさん付いていますが、使いこなすのには慣れやコツが必要です。さらに大型自動車2台が十分余裕を持ってすれ違える程の道路は整備された国道や県道以外にないため、普段から他の自動車や、歩行者の動きに対する細心の注意が必要になります。自動車教習所ではそうした大型車の運転技術をマスターし、道路走行上の安全確保を身に付けなければいけないので、免許取得までの道のりは容易ではありません。運転免許試験場での「一発試験」は、かなりの難関になるでしょう。また、大型自動車免許の特徴として、視力検査で「深視力」という立体的な感覚を把握できるかどうかも検査されます。

旅客の輸送には二種免許が必要

旅客自動車を旅客運送のために運転しようとする場合、すなわちバス会社の大型バスを運転するような場合には、大型二種免許が必要になります。大型二種免許は旅客の生命を預かるのですから、採点基準や合格基準は一種よりもはるかに厳しくなっています。