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中型自動車免許



中型自動車運転免許は、平成19年に制定された中型自動車用の免許区分です。ここでは、中型自動車とは何か、さらに、このような区分ができた理由について説明をしていきます。

「中型自動車」とは

「中型自動車」とは

もともと道路交通法が制定されたのは、1960年です。当時の普通自動車免許では、総重量8,000kgの自動車を運転できました。以降、貨物自動車の軽量化、大型化が進んだ影響で、制定時の8,000kgの自動車が大型自動車並みに大きくなり、事故が多発するようになりました。海外では普通自動車で運転できる上限は3,000kgから5,000kgまでに定められていることもあり、海外の制度に足並みを揃えるということで、2007年6月2日に中型自動車という免許区分が新設されました。

主な中型自動車は4トントラックやマイクロバス

中型自動車は、車両総重量が5,000kg以上11,000kg未満、最大積載量は3,000kg以上6,500kg未満、乗車定員は11人以上、29人以下の自動車を指します。この区分に該当するのは、マイクロバスや4,000kg積みのトラックです。中型とは言え、普通自動車に比べるとかなり大きな自動車で、公道を走る貨物自動車の多くがこのサイズです。法改正前に普通免許を保持していた人は、10人乗りまでの8トン限定中型免許が付与されています(マイクロバスは運転できません)。

受験資格

中型自動車免許の受験資格は、20歳以上で普通自動車免許、大型特殊免許のいずれかの免許を取得後、2年以上経過していることが必要です。大型自動車免許同様に深視力の検査もあり、当試験をクリアすることが条件となります。

中型免許と大型免許の連続取得

8トン限定でない中型自動車運転免許をこれから取得するケースもあります。通常、8トン限定解除は最短5時限の教習所の技能講習と卒業検定で安価に取得可能で、この許認可を取ることで、マイクロバスを運転できるようになります。限定的な職種に就く場合は中型自動車免許で十分ですが、この免許では10トントラックを運転することはできないため、新規に中型自動車免許を取得するなら思い切って大型自動車免許の取得に挑戦する方がメリットは大きいと言えます。キャリアアップや求職の点でも、大型自動車免許の方が有利になるので教習所によっては、8トン限定解除後に大型免許を取得するプランも用意されています。ただし、普通免許を取得している人向けに中型自動車免許と大型自動車免許の連続取得プランもありますので、こうしたプランで、中型自動車免許と大型自動車免許を並行して取得するパターンもあります。中型自動車に慣れたら大型自動車も取得しやすくなることは間違いないため、このような形でまとめて取ってしまうというケースも考えられます。