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日本で取得した免許を海外で利用する場合



日本人が海外で車を運転する場合、その国での免許を取得するのがベストな選択肢ですが、海外での免許取得は余計な費用や時間がかかってしまいます。短期の滞在のときに海外で運転したい、という場合は国際運転免許証を取得するのが手軽です。

ジュネーヴ交通条約に基づいて交付される国際運転免許証が必要

ジュネーヴ交通条約に基づいて交付される国際運転免許証が必要

日本で発行される国際運転免許証は、「ジュネーヴ交通条約に基づいて交付される国際運転免許証」です。「ウィーン交通条約に基づいて交付される国際運転免許証」もありますが、こちらの条約に日本は加盟していません。ウィーン交通条約は、ジュネーヴ交通条約を発展させたものになりますので、ジュネーヴ交通条約に加盟している国でも、ウィーン交通条約に加盟していない国では運転できません。ウィーン交通条約に加盟していない国はドイツ、スイス、スロベニア、クロアチア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ベラルーシ、ウクライナ、リトアニア、エストニア、ラトビア、モルドバ、トルクメニスタン、タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、アルメニア、バーレーン、イラン、クウェート、イラク、パキスタン、モンゴル、リベリア、ブラジル、ウルグアイなどです。ただし、ドイツは日本との2国間協定があり、ジュネーヴ交通条約に基づく国際運転免許証を持っていれば運転することができます。

有効期間は発行から1年以内

国際運転免許証の有効期間は発行から1年以内です。短い期間ですが、その間なら何回渡航しても有効です。また、古い国際免許証を返納して新たな国際免許証を取得することも可能です。

国際運転免許証の申請は簡単

国際運転免許証の申請は、各都道府県の運転免許センターや警察署で受け付けています。申請に必要なのは、運転免許証と、写真1枚、パスポートなど渡航を証明する書類です。

日本の免許証の有効期限が切れたら無効

国際運転免許証は、本国の運転免許証の「翻訳」という位置づけになっています。当然のことですが、本国の免許の有効期限が切れると国際免許証自体も無効になってしまいますので、注意が必要です。

国や州によって効力は変わる

国によって、国際運転免許証の効力は異なります。例えば、アメリカは、住居を定めてから30日以内にその州の免許を取得しなければ無免許運転になる、という州もあります(一方で、1年間有効という州もあります)。また、常時日本の免許証を携帯しなければいけない場合もあります。有効期間の期間計算に、上陸日を算入するかどうかも国によって異なります。渡航先の国際運転免許証の扱いを、事前に確認しておくことが重要です。